カナダ留学記

トロント現地から暮らしぶりをお届けします。

労働者に対する認識の違い

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私は、
「海外ではこうなのに!日本も見習うべき!」
ということばかりを主張する鼻につく人間にはなりたくないです。
 
私は非常に愛国心が強く
日本より素晴らしい国なんて世界には存在しないと信じています。
 
 
だがその素晴らしい日本の文化と国民性をベースとした上で
もっとこうした方が一人一人にとって暮らしやすくなるのにと思う
海外の風習や空気感も存在はす流のではないでしょうか。
 
 
その一つが、
消費者と労働者は平等という考え方です。
 
よく考えなくても、当たり前なのに?
同じ人間でしょう。
 
 
 
いつから出来上がったのでしょう?
この、
「お客様は神様です。」
という風潮は?
 
 
確かにこの考え方は
資本主義社会における競争で勝ち抜くために必要な考え方だったと思います。
 
しかし、カナダだって同じ資本主義社会なのに
この考え方が存在しないのはなぜ???
 
 
 
 
 
この話、知ってますか?日本での出来事。
イケア(スウェーデンの会社)で、
客がしょうもない事にガンガンイチャモンつけて
ずーーーーっとガタガタぬかした挙句に
責任者を呼べ!と言ったら(テンプレすぎわろた)
その責任者が(日本人ではない)
 
うちの大事な従業員を傷つけるなんてあなたはもう客でさえない。
帰れ。
 
とズバッと言った話。
 
 
おおおおお!!!!!
すごくかっこいい。
 
 
こう言う話って、
結局クレーマーは来なくなるし
その結果労働者の生産性とモチベーションの向上にもつながりますよね。
 
 
 
素晴らしい!!!!
 
 

 
 
 
あと、今日トロントの地下鉄乗り場で素晴らしい看板を見つけました。
コロナを拡散しないために物理的距離をとってマスクをつけてくださいと言うお願いのことだと思うんですが
そこには
 
 
「私たちはそこに一緒に乗ります。
フレンドリーリマインダー
TTCトロントの公共交通機関)に乗る全員を尊敬して扱ってください。
私たちの従業員も含めて。
ご協力ありがとうございます。」
 
 
と書かれてありました。
 
 
 
 
いいね!!!(。•̀ω-)b
 
 
 
こうやって少しずつ
世間が良い方に向かっていけばいいと思います
 
 

 

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